ほんとーに「超ウルトラ変」

昨日「そもそも論」として言葉の定義が「変」だと指摘したが、
ほんとーに「超ウルトラ変」だと言えるだろうな・・。


革新<<<<<<中道(ってあるの?)>>>>>>保守


つい最近まで(地方選では今も)選挙のたびに使われてきた
のが上記の軸だが、これは今後急激に無用物になるだろう。
なぜなら、上記での意味は・・・・・


保守: 長年維持してきた政権を保守しようとする勢力
革新: 長年の政権に新たに取って代わろうとする勢力


・・・・・という程度で、中身に全く触れていないという、意味が
無い空虚な色分けに過ぎないからだ。

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政治とは何か―竹下登回顧録

政治とは何か―竹下登回顧録

                                                                                                    • -

上記回顧録(以前紹介した)は全部で12章あるが第1章の
部分だけで日本が「隠れ社会主義経済体制」をとってきたこ
とがよくわかるのだよ・・・。


「日本というのは、しょせん、ビルの谷間のラーメン屋みたい
なものだったからね。」(上記28ページより)


・・・・とあるが、これは「裏表がありありの八方美人」でやって
いくしかない国だよねぇ・・ということだろう。
それで「保革は表裏一体」であり「事実上の1党支配」をうまく
ごまかして隠しながらやってきているのだ・・・・ということにも
あからさまに言及している。


それで、現在の政治経済議論の焦点は・・・・・
上記の「隠れ社会主義経済体制」で歪んでしまった社会経済
を「どう補整するか」ということだと理解すべきだろう。
で、意識すべき軸は下記だ。


管理計画社会<<<<<<・>>>>>>自由競争社会
管理計画経済<<<<<<・>>>>>>自由競争経済
大きな政府)                    (小さな政府)

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めちゃくちゃわかるよ!経済学

めちゃくちゃわかるよ!経済学

                                                                                                    • -

昨日も紹介した上記の本
これは単純でいいよ。定義の確認に・・・・・・・・。
というのは「意識すべき軸」についてが実にシンプルにわかり
やすく書かれているからだ・・。


この「意識すべき軸」について・・・・・・
JAMESが「たぶんあるだろうなぁ」と思う「よくある誤解」として
平等な社会<<<<<<・>>>>>>自由競争社会
という軸があると思うのだがあきらかに間違い(誤解)だ。
さらに、身も蓋も無く言えば「平等な社会」はどこにも存在し
たことがないし、存在し得ない。


実際にあるのは・・・
管理計画社会<<<<<<・>>>>>>自由競争社会
管理計画経済<<<<<<・>>>>>>自由競争経済
大きな政府)                    (小さな政府)
・・・という軸だ。


で、今まで長い間上記の「極めて左寄りの状態」が長かった
といえるだろう。
なぜなら「公共事業」が幅を利かせるのは「管理計画経済」
の方向に状態が偏っているということだからである。
名づけて・・・・「ウハウハ公共事業バンザイ体制(頭カラッポ
でも上からお金が降ってくるよ〜)」・・・だ・・・・・。


で、これはもうダメだ。
長年の「狂気の沙汰」でしかも「破綻の極み」になっている。


しかもその時期(狂気の時期)は・・・・・
この「軸上(上記の)のどこを狙うべきか」が本来議論になる
べきなのにそれは吹っ飛んで「勢力争い」の話題ばかりだ。
なぜなら・・・・・
軸上の位置は「管理計画経済にかなり偏った状態」であると
いうのが不変の前提だからだ。
だから軸上の位置は最近まで「無視」であったのである。


それが昨日書いたこと(下記)の意味だ。

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長年ず〜〜っと「変」なのだけどさ、以前はそれ以前の話が
あまりにもアブノーマルな状態なので、この「変」を問題にし
ても無駄だったんだよ・・・。きっと。


きっと・・というより明らかにそうだった。
まあ、政策なんて論外だったんだから・・・・・。
ここ30年以上の間で、はじめての政策が焦点の選挙だろう
なぁ・・・・・。


ほんとーに「終わった国」だったんだねぇ。
で、「どの道を選ぶか・・」を考える・・・という・・
選択のうえで「何本道があるか」ということと、その道はそれ
ぞれ「どういう道か」ということは、議論のまえに最低限はお
さえるべきだろう。


そうしないと議論がかみ合わない。
で、報道を見てもかみ合っていないのが明らかだ・・。

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よい社会のためにみんなで考えようぜ・・・・・・。





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