ちょっとだけホッとした・・

JAMESはマカオ研究家(自称)だ。
しかし、ふだんはPINS FACTORY(ピンズファクトリー)の代表者
を装っているのだ。


本日車の中でラジオ(J-WAVE)を聴いていたらマカオ(その他)
世界遺産に指定されたという話が聞こえてきた。


可能性としてのマカオ―曖昧都市の位相

可能性としてのマカオ―曖昧都市の位相


指定されたのは「マカオ中心市街地」ということだ。
セナド広場を中心にしてアルメイダ・イベリオ大通りの南北両側、
北はカモエンス記念公園、南はペンニャ教会あたりの範囲だな
・・・とすぐに思い浮かんだ。


とりあえず喜んでいいことだろう。
あの風情が保存されるということだろうから・・・・・・・・・。


マカオポルトガル語圏・・といえばセルジオ・メンデスか・・・

ヴェリー・ベスト・オブ・セルジオ・メンデスとブラジル’66

ヴェリー・ベスト・オブ・セルジオ・メンデスとブラジル’66



マカオは不思議な場所である。
どのように不思議なのか・・は一言では言い表せない。
しかし計り知れない魅力がたくさんある。


が、カジノが好きということではない。
カジノには入場したことはあるが「全くやったことがない・・」のだ。
JAMESは賭け事は一切やらないのだ。
本当に・・・「一切」・・・である。
賭け事については「期待値計算」と「胴元に勝つ道理が無い」と
いうことが瞬時に頭に浮かび、暇つぶしとしても全くやることがで
きないのだ。ちょっとしたパチンコすらやったことがない。
(パチンコ屋さんゴメンナサイ。)



しかし、カジノのネオンと喧騒はマカオの彩りだ。
それだけはずっと変わらない。
・・・ということはだいぶ変わったことも多いということだ。
JAMESが最初に行ったときの様子と最後に行ったときの様子と
を比べるとずいぶんと変わってしまったものである。


変わったことの筆頭は・・・・・
1999年12月31日をもってポルトガル領から香港と同じように
中国の「特別行政区」になったことだ。


しかし、警察官などの官憲の制服はポルトガル領時代と全く同じ
で背中にはポルトガル語の「警察」を表す言葉が入っている。
(これは香港も同じで警察その他官憲の制服は今も英国式だ。)



それよりも建築学科だったJAMESにとって耐え難いのは、ビルの
建て替えで質感が違う建物が出現し街並みのトーンが変わるこ
とと、埋め立てで海岸線が変わってしまうことだ。


これ(以下)はほんと〜〜ぉに残念。・・・残念で涙が出た。
以前はとっても雰囲気がよかった「海岸通り」の海側が埋め立て
られてしまったのだ。
美しいことで有名だった入り江が無残に埋め立てられて新市街
地になろうとしていた・・・・・ショック・・・。



そういうわけで・・・・・
マカオの「中心市街地が世界遺産として保存される」という報道
を耳にしてちょっとだけホッとしたよぉ。





PINS FACTORY(ピンズファクトリー)
http://www.pins.co.jp/
(ピンズ・バッジ・ピンバッジのオリジナル製作専門メーカー
作品の企画、デザイン、仕様をアドバイスして品質を重視
したコラボレーションで仕上げることがブランドのポリシー)